駆けだし技術のシマオカズ報告書

Unityのゲーム開発とアプリ開発、セキュリティ,WEB系のことなど

Ruby on Railsを使ってWEBアプリケーション構築に挑戦(その0.5 エピソード紹介)

まずはLinuxをインストールしなければいけませんが、ここではサーバー用途として有名なCentOSを使っていきます。

 

まずはテキトーなサーバーマシンを調達。自分の場合は昔使っていた8年ぐらい前の古いパソコンからWindowsを消して使いました。

 

ちなみにCentOSのバージョンは7.1を使います。6.5に慣れ過ぎてしまったせいか、7系統はあまり使ったことがありません。(あまりどころが全くといっていいほど触れなかった)

そのCentOS7.0を触れなかった自分のエピソードを一つ紹介。

 

自分がCentOSに最初に触れたのは大学一年生の時です。

一年ながら特別に研究室に入れてもらい、先輩からいろいろとサーバーの扱いなどを教わっていました。

その時触っていたのはCentOS6.5で、ようやく扱い方が少しずつわかってきた所でしたが、ある日に先輩から7.0が出ると言われたので、試しに7.0を導入してみたのでした。

 

その時、初めて触った感想は・・・

 

とにかくやりにくい。まずいろいろとコマンドが変わっている・・・

サービスの起動には、例えばApacheを起動するとしたら

/etc/init.d/httpd start

これが

systemctl start httpd.service

に変わっている。

他にも[ifconfig]が[ip addr show]になっていたり、いろいろとコマンドが変わってしまい、ようやく6.5に慣れてきた所で新しいコマンドが出てきたので混乱。

更には従来のInitからSystemdというものにシステム管理が変わり、勉強することが更に増えてしまって嫌になる。

先輩からは「もういろんなディストリビューションがSystemdに移行していくから勉強した方がいい」と言われたものの、研究室の皆は新技術の移行に付いて行けず、誰も7.0を勉強しようとはしなかった・・・

「別にいっか、めんどくせえ」とそのままCentOS6.5を触って2年経ったある日のこと・・・

 

徐々に6.5の完全更新期限が迫っており、更にはUbuntuまでもがSystemdを導入。

焦るに焦る旧世代の技術にへばりつく人達(自分も)が、研究室にはびこっていた・・・

そんな時期に後輩が研究室に入ってきて、さっそくCentOSの入れ方やら扱いを教える事に。

バージョンを選ぶときに後輩は、6.5ではなくあえて7.0をインストール。

自分「俺、7.0はあまり出来ないから教えられないかもよ?」
後輩「まあ、とりあえず挑戦してみようかなと思います」

 

まあどうせ6.5を入れな直すことになるかもなと思った数か月後・・・

 

後輩「自分、結構7.0に慣れちゃいましたね」

なんだと・・・と焦る自分。
このままでは後輩に抜かされ、先輩の威厳とやらが失われる・・
新時代に移れず、このままでは旧世代に取り残されてしまうと思った自分は、急きょ7.0系統を導入することを決めたのでした。

※急きょと言うか、半年ぐらい経ってます。